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知多厚生病院

院長は語る

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愛知県厚生連 知多厚生病院 病院長
宮本 忠壽

<地域でともに生きる思い>

最近、地域連携という言葉をよく耳にします。中日新聞の言論・視座において立命館大学教授の内山節氏によれば、戦後のある時期までは人々は地域に災いが訪れないこと、村人の病気が治癒すること、地域が豊かになることなどのいろいろな願いを共有しながら地域社会をつくってきました。ところが高度成長期を経ると願いの個人化が進み、私たちはひたすら自分だけのこと願うようになりました。自分の健康、自分の就職、自分の未来などです。願いの範囲はせいぜい家族、友人の事までで、この変化とともにバラバラになった人間たちの社会ができました。今、私たちに必要なことは他者への祈りや願いを回復することです。自然が永遠であることを願い、すべての人たちがともに生きていけることを願う。そんな気持ちが大切です。
医療の現場は病院から地域へと急速に広がっています。高齢化が進行している現状において、医療には生活面での支援が極めて重要です。また、地域包括ケアの確実に行うには病院と地域での医療・介護のシームレスな連携が必要です。全人的なチーム医療、入院時から始まる退院コーディネート、保健・医療・福祉を総合的に展開する地域医療などを行うに当たっては「地域でともに生きる思い」を全ての関係者が共有することが肝要です。
「健康を守ることの大切さ」を保健活動の場で、「生命の尊厳」を医療の場で、「高齢者医療のあり方」を介護・福祉の場ですべての地域住民とともに考え、職員一同、『世界健康半島』を目指して全力を尽くす所存であります。



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