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院長は語る【松阪市民病院】

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院長は語る【松阪市民病院】

2013年7月18日 木曜日
MY LINKED PLUS 松阪市民病院 <最近想うこと> 平成25年9月8日未明、2020年開催の夏期オリンピックが東京に決定しました。各メディアが一斉に速報し、日本国中が歓喜に沸き上がりました。第2次大戦以降で、夏期オリンピックを2度開く都市は、ロンドンと東京しかありません。 この決定はアベノミクスの三本の矢、すなわち大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略に、もう一つの矢が加わったと感じた国民が多数いるものと思われますが、スポーツマンシップならぬ、ステーツマンシップ( [...]

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松阪市民病院 院長
小倉 嘉文

<最近想うこと>

平成25年9月8日未明、2020年開催の夏期オリンピックが東京に決定しました。各メディアが一斉に速報し、日本国中が歓喜に沸き上がりました。第2次大戦以降で、夏期オリンピックを2度開く都市は、ロンドンと東京しかありません。
 この決定はアベノミクスの三本の矢、すなわち大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略に、もう一つの矢が加わったと感じた国民が多数いるものと思われますが、スポーツマンシップならぬ、ステーツマンシップ(政治的手腕)の見せ所はこれからではないかと期待と不安が交錯しています。
 医療界にとりまして、診療報酬の改訂を来年度に控え、更に消費税率の3%アップが取りざたされている極めて重要な時期にさしかかっています。従って、秋の国会の行方が大変気になるところでもあります。
 さて、わが病院では“チーム医療の推進”をキャッチフレーズに医療職の要である医師や看護師のみならず、他のコ・メディカルの皆さんと協力して急性期の医療や看護を適正で、かつ安全に遂行するための組織づくりを行って、着実に成果が揚がっています。
 ところが、急性期の治療が完遂し、退院したにもかかわらず、在宅や特別養護老人ホームあるいは、介護老人保健施設などの施設での生活環境が十分整っているとはいえず、退院後まもなく再び緊急入院を余儀なくされる場合があります。今後はさらに高齢化が進み、入院時に要介護認定や要支援の認定を受けている患者さんが多数を占めることが予測されます。
 従って、急性期病院が急性期疾患のみに関わるのではなく、地域や各施設と連携して相互に医療関係者が出向いて患者や家族を支えるシステムの整備が必要だと考えています。
 LINKEDでも取り上げられた、わが病院の「がん患者サポートチーム」を中心に在宅や老人福祉施設などとの連携を強化して、注意深く個々の患者さんのトータルケア システムが構築できるよう計画していきたいと思っています。


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