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公立陶生病院

院長は語る

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公立陶生病院 院長
酒井 和好

昭和11年頃は、瀬戸市一帯の地域には病院がなかったことから、「当地域で何とか病院を創設したい」という住民の方々の強い要望の元に、住民からの出資を受けて公立陶生病院は設立されました。地域住民にとっての「おらが病院」は、当院の根本を流れる思想です。その後77年という長い年月において、公立陶生病院は常に地域住民と寄り添いながら進化を遂げてきましたが、「地域のための病院」という立ち位置は今でもまったく変わっておりません。日本に公立病院は数多くありますが、市民の動きで設立された病院は珍しい存在です。こうした背景があるからこそ、「主役は地域住民」という思いを当院の職員は特に強く持っているのです。
病院が地域住民から求められるものは数多くありますが、「どんな時でも診てくれる病院」はその中でも筆頭に挙げられるものではないでしょうか?「24時間365日どんな診療にも応じられる医療」を大切な使命として展開してきた当院の姿勢の原点は、ここにあります。救急医療を大切な柱とする当院にとって、永年の悲願であった「救命救急センター」も、基本構想作成から5年の歳月を経て完成したばかりの西棟の運用と時を同じくして平成26年1月1日より稼動します。西棟は、延床面積18,000㎡の免震構造の建物で、救命救急センターや心臓血管撮影室、手術室、ICU、循環器センターをはじめとする4つの急性期病棟を積層させることで、救急医療の根幹を成す部門の機能強化を図っております。屋上には防災ヘリコプターにも対応できるヘリポートも設置して災害拠点機能も充実させます。更には、地域がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院など、当院の地域中核病院としての機能も、ますます充実したものになります。
これから超高齢化社会を迎えるにあたり、高齢者にとってわかりやすく使い易い病院であることはもとより、周産期・小児医療の強化充実、災害時における多数の傷病者の受け入れ体制の確立など、地域の基幹病院には、より一層の機能の充実・整備が求められます。こうしたことから、当初は改修のみに留める予定であった中央棟と外来棟も、4年後の完成を目指して全面建替えに着手したところです。新々病棟の規模は、西棟と同じく地下1階、地上9階建の免震構造で、延床面積35,500㎡と西棟の約2倍の床面積の大規模なもので、新々病院棟がすべて完成する暁には、尾張東部医療圏内で唯一の公立病院として、また、市民の健康を守る殿堂として、良質かつ充実した機能を最大限に発揮できるすばらしい病院となっていることと思います。
こうした使命を果たすためには、施設整備はもちろんのこと、そこで働く人的資源の充実が必須です。当院は40年にわたって医師の臨床研修を行ってきた実績があり、研修医の育成には定評があります。近年は医育のノウハウを看護師の育成にも活かすための取り組みにも力を注いでおり、今後も病院全体で協力して、多くの医療人を育てていくつもりでおります。当院の永年にわたる医育に対する熱意と実績を見ても、医療人としてのスタートを切るのに当院は最適な場所だと言えます。
一人でも多くの志の高い人たちが当院に集まっていただき、私たちと一緒に素晴らしい病院を築くことで、地域の皆さんの命と健康を守っていこうではありませんか!



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