1,527 views

editor-main

看護師の能力を活かすのは、私たち自身にある。

2025 年(平成37年)には200万人規模の看護職員(看護師、准看護師、保健師、助産師含む)が必要となり、そのうち在宅で活躍する訪問看護師も5万人ほど必要と試算されている。現在、看護職員は全国に約150万人(平成23年)にとどまり、この10年余りで50万人も増やしていかねばならない計算になる。しかし、少子高齢化が進むなか、その実現はかなり難しい。
 一方、看護師の資格を持ちながら、看護職に就いていない潜在看護師の数は55〜65万人いると推定される。そうした潜在看護師の掘り起こしや退職した看護師の活用に、中井会長は期待を寄せる。「看護師不足を是正するには、退職した人や家庭にいったん入った人たちを引っ張り出すのも大事です。とくに応用力の問われる在宅での看護は、セカンドキャリアの人たちの豊富な経験を活かす絶好のステージだと思います」。今回のタイトル「すべての看護師の皆さんに告ぐ」も、そんな潜在看護師の方々にもぜひ読んでいただきたい、という思いが込められているものだ。
 最後に、読者の皆さんにお願いしたい。私たち自身の問題として<看護>を理解し、私たちの健康を含めた<生活の質>を向上させるために、積極的に看護師さんの持つ能力を利用しよう。私たちのその行為が、看護師の持つ可能性を大きく開くことにつながり、看護師さん一人ひとりの背中を押すことにつながるのではないだろうか。

 


1,527 views