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地域医療成功の鍵、CAFÉな人材

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大塚耕平 氏 

元厚生労働副大臣。早大卒後、日本銀行を経て2001年から参議院議員。日銀在職中に早大院博士課程修了(学術博士、専門はマクロ経済学)。内閣府副大臣(金融、郵政改革、規制改革等担当)等歴任。55歳。


 今後病院は、高度急性期・急性期・回復期・慢性期(「治す機能」か「支える機能」)のいずれかに力点を置く運営に変わっていきます。国の医療政策がそうした方向を目指しているからです。
 患者の病状に合わせて病院内で対応が変わるのではなく、患者自身が病院を移ることを想定しています。地域の病診(病院と診療所)連携・病病連携を進めるとともに、在宅医療・在宅介護推進の方向も打ち出されています。
 その大前提として、「地域完結型医療」「地域包括ケアシステム」という、地域全体で医療・介護・リハビリ・予防・生活支援等の住民サポートを総合的に行う地域社会の将来像が描かれています。前号で「医療クラウド」と比喩しました。
 病院(医科・歯科)、診療所、介護施設・リハビリ施設、訪問看護ステーション、薬局、そして自宅。「医療クラウド」成功の鍵は、全体の企画・運営を司るマネージャーです。
 信頼(Confidence)と権限(Authority)と能力(Faculty)と熱意(Enthusiasm)を兼ね備えた地域医療コーディネーターの登場が地域医療の成功例を生み出します。
 頭文字をとってカフェ(CAFÉ)な人材としておきましょう。キーワードはCAFÉです。

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