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「質」の高い人材を、病院へ。
病院のサービスレベル向上を志向するパソナ。

明日への挑戦者 / 株式会社パソナ

病院勤務医を支えるために、
2008年度の診療報酬改定で導入された「医師事務作業補助者」。
2010年、「メディカルセクレタリー養成講座」を設け、
医療分野へ本格参入したパソナ。
徹底してこだわったのが「人の質」である。
その根底には「社会の問題点を解決」し、「人を活かす」という
変わらぬ経営理念がある。

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Episode 01 /

パソナの原点は、
「仕事を作り、人を活かす」。

IMG_1136.jpg 今でこそ、子育てを終えた主婦が仕事復帰するのが当たり前の時代になってきた。しかし、ほんの三十数年前までは、出産後の社会復帰はもちろん、新卒就職も女性には大変厳しい状況だった。そんな時代に創業したのが、株式会社パソナである。
 当時から変わらないテーマは、「社会の問題点を解決」し、「人を活かす」こと。“人を求める企業”と“働きたい人”の思いを繋ぎ、常に社会に新しい雇用のあり方を提言し、さまざまな雇用インフラを創造してきた。 「仕事を求める人に、イキイキと働いていただける場や自分のスキルを磨く場を作っていく。それがパソナのビジネスなんです」。そう語るのは、2年前に株式会社パソナ代表取締役社長COOに就任した佐藤 司である。
IMG_1121.jpg 仕事を求める人に、新しい仕事場を作る。その成功事例として、近年では農業分野のプロジェクトが注目を浴びている。パソナグループでは農業の活性化とさらなる雇用創出をめざし、農業ベンチャー支援制度「パソナチャレンジファーム」をはじめ、さまざまなプロジェクトを展開。ファームでは農作物を活かした食品の商品化まで取り組み、農業周辺まで雇用を広げてきた。「農業の取り組みは、パソナらしい挑戦と言えるでしょう」と佐藤はほほえむ。


Episode 02 /

日本の雇用もいずれは
グローバルスタンダードへ。

IMG_3985.jpg 佐藤はアメリカ・ニューヨーク州出身。大学卒業後、会計事務所で国際コンサルタントとして活躍していたとき、南部靖之氏(現・株式会社パソナグループ 代表取締役グループ代表)と出会い、「パソナインターナショナルインク(現・Pasona NA,Inc.)」に入社。同社で代表取締役社長を4年務めた後、「パソナ」本社で副社長を経て社長に就任した経歴をもつ。
 海外事情に精通した佐藤は、日本の雇用形態をどのように見ているだろうか。「日本では正社員、契約社員、派遣社員などがあり、それによって給与体系が変わります。しかし、それは世界中で日本だけなんですね。世界では、仕事内容で給与が決まり、そこから期間をどうするかという契約になります。日本もやがては、こうしたグローバルスタンダードの働き方に流れていくはずです」。
 まず、仕事ありき。ということは、すなわち、個々のスキルが何よりも最優先されることを意味する。「これからのワーキングスタイルは “自分のスキルを売っていく”発想が必要になるはず」と佐藤は展望する。では、そこでパソナはどのような人材ビジネスを展開していくのか。「働く人に対してはこれまで通り、キャリアアップを全力で支援していきます。一方、お客さまに対しては、単に人材を派遣するだけではなく“業務をどう遂行していくか”が重要になると思います。お客さまが抱える課題を理解し、ニーズに即した人を集め、育て、業務を改善し成果を出す。そこに私たちのソリューションがあると考えています」。
 ただ、日本の経済社会を見渡すと、決して明るい状況ではない。グローバリゼーションが進むなか、海外へ生産拠点を移す企業が増え、国内では職を失う人が急増している。それでも佐藤は、決して今の日本について悲観していない。「日本には世界に誇る高い『技術』があるし、なによりもカスタマーサービスは世界一なのではないかと思います。固定観念を破り、新しい分野にチャレンジすれば、雇用を生み出し、もっと人を活かせると考えています」。


Episode 03 /

「医師不足」という
社会の問題点を
解決するために。

IMG_1154.jpg 「平成20年の診療報酬改定により、メディカルセクレタリー(医師事務作業補助者)という新しいお仕事が誕生しました」―こんな呼びかけで、パソナがスタッフを集め出したのは、2009年。「メディカルセクレタリー養成講座」を設け、2010年から本格的に人材育成と派遣を開始した。農業で成功したように、今度は医療分野で新しい「職」を創造する挑戦が始まったのだ。
 この新規参入を決意する決め手となったのは、「医師不足」「医師の過重労働」という社会の問題点の存在であった。少子高齢化時代を迎え、医療・介護の人材不足は深刻化している。さらに、医療の複雑化やIT化が進み、事務作業の煩雑さによる医師の勤務時間が増大している。医師をサポートする有能な事務職に対するニーズは非常に大きい。
IMG_1128.jpg その一方で、「医療分野で働きたい」という人が増えていた。「親の介護などで医療への関心が高まり、医療分野でスキルアップをめざす人が多くなってきた。そうしたキャリアチェンジを支援するためにも、私たちは動き出したのです」と佐藤は言う。
 医療界への参入にあたり、佐藤がこだわったことが一つある。それは、「人の質・サービスの質」だ。「医療については各医療機関はプロです。一方で、私たちはこれまで培ってきた秘書や受付、バックヤード業務などのレベルには自信があります。どうやって病院のサービスをレベルアップするか、業務全体を効率化するかというところにフォーカスしたわけです」。
 人の質・サービスの質にこだわるため、パソナは人材教育に熱心に取り組んでいる。メディカルセクレタリー養成講座では、医師事務作業補助の実務、医療文書の作成実務と接遇、医療用語などを、e-ラーニングを利用した自宅学習と集合研修で指導。受講者はすでに事務職や秘書などで経験を積んできた人。もともと備えていたコミュニケーション能力や事務処理能力に医療の基礎知識をプラスすることで、スムーズに現場対応できる人材を送り出している。その独自のパソナスタイルはここにきて、「非常に高く評価されるようになってきた」と佐藤は手応えを実感する。




Episode 04 /

これからも「人の質」にこだわり、
医療界に貢献していく。

IMG_4182.jpg メディカルセクレタリーの派遣を始めて3年目。今後の課題も、やはり「人の質」、すなわち教育の強化だという。「現場で求められる文書の作成能力やカルテを読む能力などを高めるため、レベルアップ研修を行っていきたいと考えています。研修で能力を高めることがスタッフのモチベーションを高め、業務の広がりにも繋がっていきますから」。
 さらに、パソナがめざすのは、メディカルセクレタリーだけにとどまらない。「医療事務や総合受付など、私たちがお手伝いできる分野はまだまだあります。ゆくゆくは医療機関の事務部門のほとんどをカバーできるようになりたい。そのために今、さらなるノウハウを蓄積しているところです」。
 これまでも、パソナグループは人材教育に力を入れてきた。今春には人材教育・研修で定評のあるJALアカデミーを有するキャプラン株式会社を子会社化する。教育ノウハウをさらに強化し、グループ内で共有することで、医療人材の育成にも活かしていく。
 より接遇スキルの高い人材、チーム医療の潤滑油になるコミュニケーション能力の高い人材、医師の片腕となる事務能力を備えた有能な人材…。パソナは質にこだわった人材サービスで、医療界に新しい風を送ろうとしている。


COLUMN /

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●「就社」から「就職」へ。終身雇用が当たり前だった日本の社会が大きく変わりつつある今、働く人の意識改革と自律が強く求められている。なんとなく会社に守られ、甘えてきたビジネスパーソンも、自分や会社の行く末に不安を抱く人は多い。そこで重要になってくるのが、会社に依存しないスキル、すなわちポータビリティースキル(持ち運びできるスキル)を備えることだ。どこでも通用するスキルがあれば、会社をいつ飛び出しても「就職」に困る心配はない。

●医療界でスキルアップをめざす人の増加も、その背景には、ポータビリティースキルへの意識の高まりがあるのではないだろうか。厳しい就職状況のなか、医療分野に活路を見出す人、新しい人材を歓迎する医療機関。そのマッチングが、地域医療の質の向上に繋がることを期待したい。


BACK STAGE /

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●国民皆保険制度の下で提供されている医療は、欠くことのできない「社会保障」である。その一方で近年、「産業」としての医療が注目されるようになってきた。日本が蓄積してきた高度な医療水準を活用し、海外からの需要を取り込もうという考えが活発に議論されているのだ。

●メディカルツーリズムの是非を問うのは別の機会に譲るとして、どの病院も質の高い医療を提供し続けていくためにも経済的な視点は必要不可欠だ。病院機能を本来の診療に関わる「医療」と、それ以外の「ビジネス」に分け、ビジネス部門の効率化とレベルアップを図ることで、より病院経営は強固になる。ビジネスマインドを踏まえた医療サービス政策が今後ますます重要になっていくのではないだろうか。

ACCESS /

株式会社パソナ
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